当たり前に来る毎月の生理も、お腹の痛みや頭痛、不安やイライラ、肌荒れなどのトラブルで、穏やかに過ごせないと悩んでいる女性は多いですよね。
生理期間は女性ホルモンのバランスが崩れやすくなっているので、カラダ・ココロ・お肌のすべてに支障をきたしてしまうことが多いもの。
今回は、生理期間でもできるだけ穏やかな心身で過ごすことができるよう、とっておきの秘訣と生理中に起こりやすい不調別の対処法をお伝えしていきます☆
穏やかな生理期間を☆【生理痛・頭痛】の対処法は?
生理中は腹痛だけではなく、腰や頭までもズキズキするような痛みを感じやすいものですよね。
生理期間は、痛みを強くするプロスタグランジンという物質の分泌が増えるため、次のような対策で痛みを直に抑えてしまいましょう☆
ガマンするより薬を飲もう
生理痛や腰痛、頭痛が気になっても、薬の副作用が心配でガマンしてしまう女性も多いのでは?
実は鎮痛剤は、生理中の痛みのもととなるプロスタグランジンの発生を抑える作用があり、正しい容量・服用間隔を守っていれば、心身の負担になることがないと言われています。
ガマンしてストレスを溜めてしまうよりも、薬を上手に正しく活用できるよう、生理痛に特化した薬を常備しておくようにしましょう。
5~10分程度のお散歩
生理痛の不調は、カラダを動かすことで緩和・痛みが気にならなくなることもあります。
自然の中をゆっくり散歩したり、光の入る室内でヨガをするなど、カラダをのばしてほぐせるような運動を5~10分程度実践してみましょう。
食べ物・飲み物にこだわろう
生理期間のツラい症状に不向きな食べ物は、
- チーズ
- チョコレート
のふたつ。
チーズ・チョコレートには、痛みを強めるチアミンという成分が含有されているので、生理期間は避けることがベストです。
代わって、カラダを温める、
- 白湯や生姜湯
- 甘酒
- 肉類、大豆類、魚類、卵などのタンパク質
は、生理期間に積極的に摂取したい食べ物。
カラダの冷えは肌色のくすみ、脂肪が蓄積しやすい状態にもなるので、カラダを温める食べ物・飲み物を選んで代謝アップ・保温を目指しましょう。
生理期間を穏やかに過ごそう☆【不安・イライラ】の対処法は?
生理期間は、いつもよりも気持ちがネガティブになったり、ツラいことが起こっているわけでもないのに悲しくなったりすることがあるんですよね。
生理期間の不安定なメンタル面を心地よく前向きに変える、不安・イライラの対処法を集めてみました☆
ハーブティーでインナーケア
生理期間の不調に悩む、海外の女性も愛飲しているハーブティーには、生理痛を和らげたり、気持ちの浮き沈みを緩和する作用が期待できます。
- ラベンダー・・・自律神経を整えてストレスに強いメンタルに
- クラリセージ・・・女性特有の不調を、カラダを保温しながら癒していく
- ゼラニウム・・・女性ホルモンのバランスを整え、睡眠の質を高める
という3つのハーブティーを活用して、やさしい香りを楽しみながら生理期間のインナーケアを始めてみましょう。
またこちら3つのハーブティーは、アロマオイルとしても販売されている香りなので、バスタブに入れてアロマバスを楽しんだり、ハンカチに染み込ませおいて携帯しても良いですよ◎
涙活のススメ
オトナになると、泣くのが恥ずかしい・情けないと感じてしまうことはありませんか?
ただでさえ生理期間は、自律神経・ホルモンバランスの乱れで気持ちがふさぎがちになるもの。
ですが涙をガマンしては、余計にストレスが溜まり、それが痛みの長期化・増幅につながってしまうのです。
生理期間には、あえてひとりの時間を設けて、泣ける映画やドラマ、小説を見てどんどん涙を流すようにしましょう。
涙活には、
- HAPPYホルモンの分泌を活性化
- 涙を流すとストレスが浄化される
- 良い意味での泣き疲れでぐっすり眠れる
などの意外なメリットがあるんですよ。
生理用品を使い分けてみよう
女性の生理用品は商品改良・研究が常に進められていて、今では5個以上の種類が展開されるようになっています。
生理用品をシーン別に使い分けてみると、お肌・カラダにかかる負担が少なくなり、いつもよりも快適に過ごせる期待が☆
ここで、生理用品の主な種類とおすすめの活用シーン、メリットを合わせてお伝えしますね。
- 布ナプキン・・・8時間程度使えて洗える。お肌にしっとりとフィットし、使い捨てタイプよりも吸収力に優れている
- 月経カップ・・・膣の内部に挿入して使うため、ナプキン特有の張り付きがない。お風呂やプールでも使える
- タンポン・・・使用がはじめてでも使いやすく、ハードな動きでもズレ、よれにくい。半日以上使える商品が多数
★最後に★
ちょっぴり憂鬱な生理期間でも、それまでにハードな毎日を一生懸命に過ごしてきたあなたなら、自Bンへのご褒美タイムとして贅沢なひとときを過ごしても良いはず!
生理期間に起こりやすいカラダ・お肌・ココロの不調を、お伝えした方法でひとつひとつ解決しながら、デリケートな時期も笑顔で過ごせると良いですね♪