キャリア特集~営業になるには~
会社で働いていると、様々な人が様々な業務内容を分業して勤務していますよね。
営業職、事務職、経理職、人事職、、、と多岐にわたる分業制にして働いています。
会社の規模が大きくなるにつれて、分業制にして効率化を図るためですね。
今自分が事務職や経理職で働いている方も、キャリアアップやマンネリを避けるために、
別の業務に従事してみるのも良いかもしれませんね。
今回は営業職として働くのに大切なこと、必要なことをまとめてみました。
1、営業職の仕事って?
営業職の一番メインの仕事はやはり「お客様とのやりとり」ですね。
ツールは「電話」であったり、「メール」や「打合せ」の場合もありますね。
最もお客様と顔を合わせる立場である以上、営業は会社の顔とも言われます。
皆さんも何か買い物をしに行ったときに、店員さんが挨拶もせずにタバコでもくわえていたら、
「もうあの店にはいかない」って思いますよね?
どんなに良い商品を置いていたとしても、自然とそのお店からは足が遠のいていくことでしょう。
それがアルバイトの人だったとしても、そのイメージは払拭できません。
それが会社の顔といわれる所以ですね。
それに加えて、見積や打ち合わせの際は、お客様の雰囲気を読み取って判断し、動いていく必要があります。
数字を上げることが目的である以上、まず周囲の営業と足並みをそろえていくことが必要になります。
2、最低限の身だしなみ、マナーを守る
これは社会人としてごく基本中の基本です。
しかし営業職としてしみついていれば自然とできるものなのですが、転向したりした方は意外に守れていないこともあるかもしれません。
一度確認してみてくださいね。
名刺の渡し方
最も基本的なところですが、名刺の渡し方はビジネスマンとして会得していないと、対面している方からの信用を損ねる場合がありますので注意しましょう。
1、名刺入れの折り目の山側を相手に向けて、自分の名刺を右手で相手に渡し、
2、左手で名刺入れを受け皿にして受け取る。
3、受け取る際は相手の名刺が自分の名刺よりも少し高い位置になるように、左手を少し上げておく。
取り出す際にあたふたしたりするのも、頼りない印象を与えてしまうので、注意しましょう。
新規の方との顔合わせの際には、名刺入れの中身も取り出しやすいように事前に整理しておくと良いですね。
名刺はすぐにはしまわない
打合せの際は当然ですが、ご挨拶だけの時にも、お相手とお話ししている間は、必ず名刺入れの上に乗せてある状態で対応しましょう。すぐにしまってしまうと、早く場を切り上げたいように相手の目に映ってしまいます。
お相手の名刺から何か話を少し広げて、場の雰囲気を和らげることが出来れば最高ですね。
ちなみに着席する際は、テーブルの上に、自分の名刺入れを受け皿にしたまま置くようにしましょう。
笑顔と挨拶
お客様とお会いするときは必ずハキハキと笑顔でご挨拶をしましょう。自分ではできているように思っていても、表情が硬かったり、声が小さいこともあります。
最初に相手に与える印象はとても大事なものなので、最も気を遣うべきことの一つですね。
電話は必ず出る
これも当たり前のことなのですが、意外にできていない、やらない人がとても多いです。
電話の多い人は毎日100件以上携帯電話でやりとりする人もいます。一日で同じ相手と4~5回電話することになることもあるでしょう。
そうなってくるとどうしても、「面倒だからあとでいいや」「どうせ納期の催促だろうからでなくていいや」となってしまう人がいます。
電話は時間を取られるうえに、場所も考えなくてはならないため、どうしても出れないときもあることでしょう。それでも、極力後回しにしてためてしまうことは避けましょう。
後になってどんどん電話がたまってくると、折り返しを忘れてしまった、なんて最悪の事態になる場合もあります。そうなってしまうと当然お客様からの信頼はなくなってしまいますよね。
お叱りの電話で、出るのがどうしても気まずい時ももちろんあるでしょうが、ほとんどの場合その時に電話に出ないと後でもっと気まずいことになります。
2、営業力で差をつける
すでに営業で働かれている方はもうお分かりだとは思いますが、ただただ無理やり物、あるいはサービスを売るだけの営業マンは良い営業マンとは言えません。良い営業マンって、押し売りはしないで、飄々と数字を作っていきます。
そんな人たちがやっている、営業職として差をつけるために必要なスキルをまとめてみました。
常にスピード対応
お客様から何か依頼や問い合わせがあった場合は、常にスピード対応を意識する必要があります。
お客様から特に急いでくれと言われていない場合でも、常にスピード対応を心がけることで、間違いなく信頼関係が生まれていきます。営業職の場合だと、基本的に競合の会社と常に比べられていると考えなくてはなりません。
お客様からすると、例えば同じ商品で金額が少し高くても、見積の回答や対応が早い方を選びたくなるものです。
皆さんも通販でものを買うときに、それが明日使う急を要するものでなかったとしても、「1週間後にお届け」と「翌日にお届け」だったら後者を選びますよね?
同じように常に比べられているという意識を持ち続けなくてはなりません。
相手の立場になる
こちらも誰もが口をそろえて必要だということなのですが、本当にできているのか改めて確認してみてください。
相手が欲しがるものを提供することだけが営業ではありません。最もデキる営業マンは「なぜ」相手がそれを欲するのか、それを何に、誰に、どこに、どのように扱うのか、までイメージしていることがあります。
もちろん扱っている商品によっても多少の違いはあります。
しかしそこまでイメージを持つことによって、本当に相手のメリットになる商品やサービスを提供できるようになることがあります。
例えば、「物を切る」目的としても、「何を」切るかによって、はさみが適切なのかカッターが適切なのか、あるいはいずれのものでも切れないものなのか、営業職として専門性を持っている以上的確な商品やサービスを提供できるように心がけましょう。
可愛がられる
これはある人達には最も難しく、ある人達には最も簡単なことです。
皆さんの周りにもいませんか?
何も特別なことをしていないのに、なぜだか周りの人間みんなに好かれているような人。
もちろん営業職として働く以上、お客様からしたら信頼できる頼りがいのある営業が良いのは間違いないのですが、
この「可愛がられる」営業はそれを両立してしまいます。
会話に特別なユーモアのセンスがあるわけでも、外見が特別良いわけでもありません。
それでも、なぜか周りの人に助けてもらえたり、好かれてしまうのです。
とても感覚的なことなのですが、この「可愛がられる」力を持っている人は総じてとても成績を残す営業になっています。
周りにこういう人がいたら、是非観察してみてください。
☆最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は営業職として働くうえで、心がけておくことをまとめてみました。
これから営業になりたい人も、今まさに営業で働いている人も、参考にしてみてくださいね。